悲しい気分を乗り越えて、メモを書きます。
「スーパーのウズラの卵を孵化させる」
参考:
温めてたウズラの卵が孵ったwwww
http://hamusoku.com/archives/8681523.html
という、一見信じられないようなことが可能です
(これを初めて試した人は、文句なく第一級の科学者のセンスがあると思います)。
以下のメモは、↓の
「ウズラの孵化過程」(その1)
http://homepage3.nifty.com/takakis2/uzura-huka01.htm
「ウズラの孵化過程(その2)」
http://homepage3.nifty.com/takakis2/uzura-huka02.htm
を前提として書きます。
自分なりに工夫して、ウズラの孵化までのノウハウを獲得したので、ひなだお!が死んでしまって悲しくなって、酒に酔いながらも、メモをします。
- スーパーに売っているウズラの卵は、賞味期限をよーく見て買う
ものによっては、3日くらい冷蔵されているものがあるようです。
こういうのはなるべく避け、できるだけ冷蔵期間の短いものが良さそうです。
実際にデータを取ったわけではないのであくまで感想ですが、
冷蔵期間が長いと、胚が細胞分裂する確率が減るような気が…。
僕の場合だと、40個の卵を温めて、全滅したことが2度あります。
その理由は多分これではないかな~、と(他に思いつく理由がないので)。
実際に親鳥が卵を温める状況を想像するとわかりますが、自然の条件下では、
38℃きっかりで保温され続けている…なんてありえないでしょう。
親鳥がうっかり卵を少し外に出したりして、親鳥の体温より数度低くなっても
おかしくないので、その辺は織り込み済みのはずなわけです。
ちなみに僕は、↑のリンク先で言う「10日目」で卵を開けたことがありますが、
常温で2時間くらい放置していても、胚は全く問題ありませんでした。
- 卵を温める温度は、40℃くらいなら2時間程度は耐えられる。しかし、それ以上は怪しい
これは、タンパク質が機能を失う温度がこの辺だから、と推測されます。
短期間なら耐えられるようですが、長期間だと死ぬようです。
僕の場合だと、↑のリンク先で言う「14日目」の卵を温めすぎて
孵化しなかったことがありました。
ちなみに、昨日のひなだお!も、「僕が外出している間にヒーターの隙間に
入り込んで抜けられなくなり、直ちに救助できず、高熱に耐えられなかった」
のが、直接の死因でした。
- 卵が有精卵かそうでないかは、暖めてから5日経ったら、暗闇の中で強力な白色LEDライトで透かし、赤くなっているかどうかで簡単に判別できる
僕はこの方法を採用してから80個くらい判定しましたが、それ以来、
誤って有精卵を開いたことは一度もありません。
- ↑のリンク先で言う「8日目」くらいの卵を白色LEDライトで透かすと、血管がかなり激しく動くのが観察できる
激しく動くのは、「温度が急激に上下したとき」のようです。
- ↑のリンク先で言う「14日目」以降の卵を白色LEDライトで透かすと、真っ黒で何も見えなくなる
黒い羽が全身に生え、体が大きくなるためのようです。
それでも、毛細血管が透けて見えていたら、それは生きています。
毛細血管が透けているのに動かないので、それは死んでいるだろうと勘違いして
開けたら、生きていたことがありました。
湿度を考慮していなかったとき、有精卵だったのに、中でカラカラに
乾いていたものがありました。
それ以来、卵の周辺の湿度には気を遣うようになり、そのような例は
なくなりました。
- 「17日で孵化する」とよく書かれているが、それより2日くらい遅れて孵化することがある
これは、卵を温める温度が安定していないことと関係があるようですが、
実際にデータを取っていないので、それ以上のことは不明です。
- 途中で有精卵を開けてしまい、中身が丸見えになっても生き続ける。しかし、↑のリンク先で言う日数は進まず、変化しない
緊急時には、成長を止める機能がある…らしい。
以上、とりとめもなくメモでした。
上のメモは、
科学的な手法で厳密に確認したものではないので、
あくまでも参考程度にしてください。
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